桜と紅葉の頃はどこへ行っても人人人なので、出かけないことにしていますが、昨日の天気は誘惑の快晴空模様でした。
久しぶりに鯖街道を北に小浜へ行って美味しいお魚でも買ってこようということに。
鯖街道は若狭湾で水揚げされた魚を京の都まで運んだ街道
塩をまぶした鯖を「京は遠ても十八里」と寝ずに歩いて運ぶと、ちょうど京に着く頃には美味しくなっていたそうです。
この街道のあちこちにも、京都にも、滋賀にも鯖寿司の老舗がたくさんあります。
琵琶湖大橋取りつけ道路から鯖街道に出て、左に折れるとすぐ京都大原の里、右に折れると朽木村を通って福井から日本海に抜けます
錦の山々はちょうど見ごろ。
青い空にグラデーションの木々が美しく映えます
途中、小さなお宮さん(二宮神社)とイチョウの大木、楓の赤。
誰も素通りするけれど、あんまりきれいで車を止め、思わずパチリ


朽木村の朝市では栃餅、蓬餅、黒米餅と原木シイタケを買いました。
黒米餅は青豆の餡でとっても美味しいものでした。
日本海は近いものです。
10時に家を出て寄り道しながらも、お昼には小浜港に着きました。
魚市場で若狭カレイとアオリイカを買い
海を眺めながら食事をとりました。
小春日和の海岸では多くの人が釣りをしています
水平線はキラキラとのどかです。
近くに大飯原発あるのですが、今はそのことは忘れましょう
今日のニュースでは、嘉田知事がしびれをきらして立ち上がったようなので、期待して見守ることにします。
帰りに坂上田村麻呂が創建した明通寺へ
苔むす古木、澄みきったせせらぎ
こんなきれいで由緒あるお寺なのに参拝客は少なく、おかげで静かな時間を過ごすことができました
庭園の鐘つき堂

山門と鐘つき堂
国宝の三重塔

庭園に大きな枝垂桜がありました
買ってきた食材で夕食を作り,
「来年は、桜の咲くころに行ってみたいね」と夫と話した秋の夜長でした。
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