若冲の五百羅漢
先頃からTVで何度も、伊藤若冲の特集を観た。
BSでは、カメラマンの今森光彦さんの嬉々とした小動物の解説まであって、若冲の絵を観る面白さが倍増した。
ああ東京まで行って観たかったな~
次男を枚方へ送っていくついで、伏見深草の石峰寺(せきほうじ)を訪ねた。
途中、京大の宇治キャンパス(京大防災研究所)のカフェでランチ。
ここはいつ行っても、すいていてきれいで美味しくリーズナブル。お薦めです。
道をへだてて、いつも大勢の人が並んでいる有名なパンやさん(たまき亭)
連休とあって、きょうは100人ぐらい並んでいた。
たしかに美味しいけど、並んでまではちょっと。
石峰寺は、若冲が京都大火以後晩年を過ごしたお寺。
かすかに木漏れ日もれる竹林には、若冲が下絵を描いたとされる五百羅漢が、群をなしたり点在したり。
表情も様々で、それぞれ何想う?
若冲は、それぞれの羅漢にどんな思いを込めて描いたいたのだろう?
残念ながら
若冲のお墓もお参りしました
われもまた落葉のうえに寝ころびて
羅漢の群れに入りぬべきかな
吉 井 勇
おとなりの伏見稲荷への道の渋滞ぶりと、人々の混雑ぶりをしり目に、ここだけ静かで穏やかな竹林は、心落ち着く空間でした。
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