木の芽どき
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STAP細胞で一躍時の人となった小保方さんが、窮地に追い込まれてしまった
記者会見で見る限り、捏造、改ざんといった言葉がほど遠い感じの人柄とお見受けした
科学者としての聡明さにとって、論文表現のように組み立てられた形式を整える丁寧さは、別の作業、能力だったのかもしれないが、手違いは許されないはずだったと思う
捏造と改ざんと言うと悪意を持って行った行為だと一般には解釈できる
捏造と改ざんなんて‥‥、若い研究者はこの言葉に打ちのめされたんだな~
最低限守らなければならないノウハウを、教える人がいなかったのか、彼女が意にせず自己流で充分だと感じたのか、どちらもチェックできないなんてことはなかっただろう
この期に及んで想うことはひとつ
小保方さんだけではなく、反省を踏まえてマイナス100からやりなおせばいいと思う。
その道に精通した科学者が日本にたくさんいるのなら、外部も含めて、理研も含めて、小保方さん本人も含めて、かりに良い結果がでなくても、もう一度精査してみればいいことだ。
前途ある若い優れた研究者を潰すようなことだけは無いことを願う。
大きな間違いは犯したけど、大きな罪を犯しているわけではないと思う
若い人に、やり直すチャンスがあるのは、当然のことだ。
北側の花壇。年々チューリップが増えています
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琵琶湖の周りも、南から北へ桜前線が北上している
みどりの散歩がてら、近所のお宮さんや里山の土手でも、充分その美しさは堪能できる。
桜好きな日本人はどこかしこに桜を植えるので、少し歩けば爛漫の花を見上げられる幸せ。
寒さのせいで、散るのが少し遅くなったようだ
昨日、瀬田へ行く用事があったので、昼休みの夫と待ち合わせて瀬田の桜を観た
ちょうど入園式の日だったらしく、あちこちに晴れ着の親に手を引かれる真新しい制服の子どもたちを見かけた
手をつなぐ親子が桜のトンネルを歩く様が美しかった。
瀬田の桜は琵琶湖から続く長い用水路の両岸に、それは見事に咲き誇る。
桜を見ると、必ず”秒速5センチメートル”(新海誠作品)を思い出す
小説も漫画も出ているらしいが、私はアニメのDVDで観た
ずいぶん前のことだけど、はじめて観た時は、こんなきれいなアニメ画像があるのかと、ひどく感銘した。
それは、2D画面なのに光の空間にあふれている
冷たい風も、暖かい日差しも、花びらの柔らかさも画像からキラキラ煌めきながらあふれ出る。
以来、春が近づくと見たくなる大好きなアニメとなった
新海誠は、”秒速5センチメートル”とは、桜の花びらの落ちるスピードとしている
花吹雪、花筏、花冷え、花曇り、短い桜の季節を惜しむように美しい日本語がたくさんある
ちらほらからはらはらへと惜しまれつつ、桜は今年も散りはじめた。
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