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2012年12月14日 (金)

重くて暗くて切ないドラマ

何かのインタビューで子役の芦田愛菜が、
「今まで出演した中で一番好きな作品は?」と聞かれ
「Motherです」と答えていた。
へ~、こんな小さな子が(孫と同じ一年生)、多くの作品からこの作品を選ぶ根拠はなんだろうと興味を持った。
めったに民放のドラマは観ないけど、ちょっと「Mother」を借りてみた。
これがすごい作品で、私は完全にはまってしまって、ほろほろ泣いては感動。
多くの作品から、この作品を選ぶ芦田愛菜はすごい女優だと感心してしまった。
子供への虐待がテーマだけれど、周りの人物設定が丁寧で、主人公(松雪泰子)の伏線として描かれる生い立ちも、折り重なって面白い。
幸薄い母娘の老いた母親役の田中裕子が、切なく、愛しく、とても好きだった。

脚本は?坂元祐二
彼の作品をもう一本見つけた。
「それでも、生きてゆく」
これは私が入院していたころに放映していたようだ
近辺のTUTAYAに数件聞いてもまったくこのDVDは置いてない。
ついにディスカスに入会し、全巻配達してもらって、一日で観た。

これまたすごい作品だった。
少年犯罪、それも殺人事件の加害者側と、被害者側のそれぞれの家族と狂わされる人生。
瑛太と満島ひかり主演でこの二人が最高にいいんだけど、特にラストシーンの二人は素敵で、救いでした。
被害女児の母親役は大竹しのぶですが、例によって圧倒される演技です。
うますぎて声もないわ。
ちなみに、NHKの朝ドラ「純と愛」の愛(いとし)君が加害者の少年Aを演じていますが、これもなかなか。
音楽が辻井伸行さんのピアノというのもいいですね。

どちらも、暗くて、重くて、切ないテーマですが、丸く収めないストーりーや台詞が見事で、心をガツンガツンと打たれました。
私はどうもこの手の暗くて、重くて、切ない映像の中に、小さな光を見つけるのが好きなようです。
登場人物は、本当は皆やさしい心を持っていて、真摯に懸命に生きています。
こんなストーリーって架空の絵空事ではなくなってきた昨今。
それどころか、現実のほうがドラマを超えてしまうような想像のつかない事件もあります。
その陰で、どれほどの心優しい人たちが泣きながら生き抜いているのか。
「それでも、生きていく」って、今の世の中、皆いつか行き当たるかもしれない言葉なのでは?。

この脚本家の感性と、時代を見つめる目にこれからも期待しています。
TUTAYAも、韓国やアメリカのドラマばかり置かずに、視聴率はとれなくても優秀な日本のドラマをちゃんと置いてよね(≧ヘ≦)

そんなわけで、坂元祐二さんの次回作を待っていました
それが来年の1月 「フジTV木曜劇場(22:00~23:00)「最高の離婚」
 主演   瑛 太  尾野真千子   綾野 剛   真木よう子
少しコメディタッチのようなので、新春から楽しめそうです

室内に取り込んだら、花が咲いてきたストレプトカーパス
最近ほとんど使わない和室で冬を過ごすことにした寒がり屋達
アンゲロニアの挿し芽も大きく育って、ポリポットでケースごと避寒です。
ヨガマット、役に立ってるな~(*´v゚*)ゞ

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2012年12月 3日 (月)

かくれ里「教林坊」のため息もみじ

数日前、朝のNHKの全国向け中継で紅葉の案内をしていた。

また京都だろうと見ていたら、近江八幡「教林坊」
安土城址の近くやんか
この辺りの旧跡は、白州正子の「かくれ里」にたくさんか書かれています
ここは本では「石の寺」としてしか紹介していないので、知りませんでした

日曜日は晴れたので、近江八幡の「たねや本店」に買い物ついでにいってみることにしました
比良の頂は真っ白、琵琶湖は渡り鳥が飛び交い、最高のお天気。

Dscf8783ため息の連続でした
私もこの年までずいぶん紅葉を見てきましたが、こんな自然と調和のとれた美しい紅葉はめったにありません。
私だけでなく、大勢の人があちこちで
「わあ~ きれい」
「こんなにきれいとはね~」
などとあちこちで歓声をあげていました
私が「きれいとしか言いようがないわ~」とため息をつきながら独り言を言っていたら、
そばにいたおじさんが
「ほんとやね~ 奥さんと同じで」
なんて、またまた(=´Д`=)ゞ

冗談はさておいて、
聖徳太子が創建と言われる教林坊とは
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竹林、土蔵、川の流れ、苔石、ヨシぶき書院、そして狂おしいほどの紅葉の大木。
すべてが調和しています。
つたないカメラの腕なので、見たものがちゃんと写っていませんが、これの数倍はきれいと思ってください。
一か所で、こんなにシャッターを切ったのははじめてしたが、画像をチョイスするのに苦労しました
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小さな石仏様 もみじの中に佇んでいます

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左奥の大きな石は、太子の説法岩
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いつか機会があれば、皆さんもぜひ一度紅葉の季節にお越しください(ライトアップもしています)
安土、近江八幡の間で、このあたりは古代や、戦国時代の旧跡があちこちにありますよ

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