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2011年1月20日 (木)

「ノルウェーの森」を観た

こぼれ種から出たのか、根が生きていたのか、夏に枯れたはずのサイネリアの鉢から小さな芽を秋に見つけて育てていました。
寒くなって室内に取り込むと、スクスク育ち、青い花が咲き始めました。
春になって戸外に出すと、夏近くまで咲き続けます。
ラッキー、ラッキーヽ(´▽`)/
相変わらず、メジロはせっせとみかんを食べにやってきます。
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この半年の間、映画館へ出向く時間が無かったけど、ストレスがたまらないよう、3本だけ時間をとって劇場へいきました。

湊かなえ原作の「告白」
小説より衝撃的な事件の多い昨今、「告白」は絵空事ではなく怖くて、重い。
穏やかな面立ちの影で淡々と着実に復習を果たす女教師と生徒たちの狭間。
モノクロっぽい映像の奥深く、現代の直面している恐怖を見る思いです。

子役時代からのファンであるディカプリオの「シャッターアイランド」
リピーターが多かったのもうなずけます。
騙されているのか?真実は見えているのか?
自分をずっと疑いながら見る楽しさはとても巧みで、面白く、ラストは哀しく切ない。
歳をとってもディカプリオはますますうまくて、魅力的。

クリスマスに観た「ノルウェーの森」
赤と緑のクリスマスカラー装丁が有名な原作の映画をイヴに公開とは心憎い演出。
Dscf7610_3 ビートルズのオリジナル原盤を主題歌として使用許可されたこと。
松山ケンイチ主演であること。
以前見た好きな映画の監督さんであること。
あの人物たちが映画ではどう描かれるのでしょう?
そんなこんなで「ノルウェーの森」の映画化には興味がありました。
主人公のワタナベ君は、1969年に20歳になると原作の最初にあるように、私とまったく同世代で、同じ時代が背景です。
私の中のわたなべ君と松山ケンイチが重なりあって、みずみずしくやさしく、
それは村上春樹さんとも重なって、それだけでうれしい映画でした。

「サージャントペパーロンリーハーツクラブバンド」を聞きながら書いたので、この小説はレノン=マッカートニーの a little help を受けていると村上さんはあとがきで書いています。
本棚の隅っこでほこりにまみれた原作を、久しぶりに「ラバーソウル」と「サージャントペパー ~ 」を聴きながら読み返しました。

社会が大きく揺れたあの時代。
透明な美しい映像のむこうに、青春ど真ん中で想い悩み、流されまいと踏ん張っていたあの頃の自分を懐かしくいじらしく思い出しました。

Dscf7611
ところで、別の本棚の隅っこにあった、同じ配色の「ど忘れ辞典」2冊。
いつごろからか、まったく使っていません。
真似っこ?ちょっと笑っちゃいました。


IT環境がすすんで、電子書籍も当たり前になると、本棚が必要なくなる日も近い?

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コメント

pencilhiroさんへ
サイネリアは、種なのか、根が生きていたのかわからないのですが、芽の出方からして種だと思うので、種を採ってみようかと思っています。
「ノルウェーの森」は、改めて読み直すと、若い頃とはまた違った感覚です。
どう映画化できるのだろうと興味があって観ましたが、画像がきれいで、人物もピュアで好きな作品でした。

pencilマウンチョ!!さんへ
メジロは、毎年同じことをするせいか、すぐ手の届くところでも恐れずやってきてかわいいですよ。
いまのところ3羽とヒヨドリ1羽の争奪合戦を繰り広げていますよ。
映画を今でも映画館で観たいように、本も手に持ってページを繰ってという思いはありますが、こういうものの進歩は止められないし、意外にに私たちの年齢は読みやすくてありがたいのですよ。

pencilぴぴさんへ
「告白」は、現実的ではないけど、どこかそんな怖さをひそめている現代を風刺しているようで考えられますよね。
こんな怖いテーマを面白く見せちゃう最近の傾向には、この年齢になると、なかなかついていけませんね。
そうは思いたくないけど、本や、図書館は、ほんとになくなる日が来るかもしれないと思えます。

pencil吾亦紅さんへ
メジロは、今年のように雪が多いとすぐに餌場へやってきます。
同じようでも、それぞれ個性があって顔も体型もちがうんですよ。
見てると飽きません(笑)
声をだして歌をうたうのはとても身体にも心にもいいらしいですよ。
お友達もできるし、うちの近所でもいくつかサークルがあって、皆さん楽しそうです。
韓国との文化交流が始まって間もないのに、民族性が似ているのか、どちらの国も友好的で、交流が途絶えていたことがうそのようです。でもお互いの国の文化を楽しむのは友好の第一歩ですよね。

pencilコーラルさんへ
コーラルさんの庭にもメジロのテーブルができていましたね。
お客様は、喜ばれるのではないでしょうか。
メジロは、今年のように寒いとすぐやってくるでしょう?
携帯やCDも、10年前から思うと目覚しい勢いで発達し、IT環境は嫌でもどんどん進んでいくと思います。
「ど忘れ漢字辞典」は、ど忘れじゃなくても(笑)とても便利に使っていました。
今はPCですぐ変換できてしまいます。

投稿: ネモフィラブルー | 2011年1月27日 (木) 15時28分

ネモフィラブルーさん、おはようございます♪
サイネリアがコボレダネから?
もしそうだと嬉しいですね。
私もほとんど毎年サイネリアは買っているのですが、
お花が終わると捨ててしまいます。
今年はまだ買っていませんが、もし手に入れたら、
お花の終わった鉢はそのままとっておこうと思います。

ノルウエーの森は20年ぐらい前、娘の本棚から
本を取り出して読んだことがあります。
引き込まれるように夢中で読みました。
映画化されたら、絶対に見に行こうと思っていましたが、
私には配役などがイメージと違い、その気がなくなりました。
映画は良かったようですね。まだ上映していたら行ってみようかしら・・・

投稿: hiro | 2011年1月26日 (水) 10時14分

メジロちゃん、とかくまで来てくれるんですね。^^*
我が家は せっかく取りつけた巣も 強風で壊れてしまいました。
でも 庭には、野鳥が時々きますよ。
写真には まだ残せませんが・・・。
電子書籍、便利でしょうが やっぱり本はなくならないと思いますよ。

投稿: マウンチョ!! | 2011年1月25日 (火) 20時59分

ご無沙汰でした。
お変わりない様子なので安心しました。
今年も宜しくお願いします。
告白観てきました、こんな事有りの部分があるような・・・何とといえない気分で帰ってきましたよ。

メジロが来るなんていいなぁ~~心癒されて(*^_^*)

これから本屋さん・図書館が無くなる時代がやってきそうですね。

投稿: ぴぴ | 2011年1月22日 (土) 15時47分

こんにちは~~
メジロちゃんを見て思いましたが、我が家は
今年出していませんでした、早速出してみますね、サイネリアのこぼれ種からの花良かったですね、映画、今年は見に行こうと決めて
いた、最後の忠臣蔵、も寒くて出て行く気になれず、グズグズしています、週2回、昔の唱歌を復旧させる運動されている,声楽家グループの教室に、友の勧めで行っています
懐かしい曲ばかりで、80歳ぐらいの方もこられ、人数がずいぶん増えてきました、声を出して気分もすっきりします
今テレビの韓流ドラマ、「イ、サン」にはまっています・・・笑

投稿: 吾亦紅 | 2011年1月22日 (土) 13時28分

メジロちゃん、とっても近くでいいなー。
可愛いですよね。
電子書籍、便利だとは思うけど、やっぱり本がいいです。
装丁や紙の手触りや、ページをめくるのも。
大きさも色もそれぞれ楽しみたい。
なにより眼に優しい気がします。
「ど忘れ辞典」すごいネーミングですね。
見てみたい!

投稿: コーラル | 2011年1月21日 (金) 22時24分

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