2008年10月18日 (土)
サルビアインボルクラータとクレロデンドロムウォーリキー
なかなか名前を覚えられない2種。
サルビアインボルクラータ(ローズリーフセージ)は、鉢植えから地に下ろして冬を越え3年目。
ブログ仲間のあちこちでも蕾が付き始めているようだけど、うちではひと月くらい前からポツポツ咲いています。
なぜ?
minigardenさんちの青々とした葉のコンテナ植えを見てわかりました。
うちの場合は地植えですが、裏庭は、とても痩せた土地なのです
痩せた土で育てると、葉が小さく、少なく、花は一生懸命子孫を残そうと花を多く付けます。
一度切り詰めたけど、背ばかり伸びてやせっぽっちでも、日のよく当たるこの場所で、たくさん花をつけゆらゆらゆれています。
来年は、このきれいな緑の葉をふさふさとさせるように育てたいものです。
可愛い蕾
丸い蕾が開くとセージそのもので、ちょっとおどろきの変身振りです。
鉢植えで育てて4年目のクレロデンドロムウォーリキー
暑さが大好きなので、夏でも日の当たるところですごしました。
おかげで青々と元気で、小さな蕾の房ががたくさん下がってきています。
そろそろ室内に入れようかな。
小さな蕾の房が伸びてきました
こんな花です(一昨年の様子)
裏庭のやまぼうしに、赤い可愛い実がたくさん下がっています。
よく見ると、そばに、来年の花の小さな蕾が並んでいます。
世代交代の準備はできていますね。
2008年10月17日 (金)
青い花々(138~140)
青い花々(138) ホトトギス
あちこちの庭で咲いています。
ちょっと、青っぽい色のを見つけたので裏庭に植えます。
青い花(139) イワシャジン(岩沙参)
今里山のあちこちでたくさん咲いているツリガネニンジンによく似ています。
お店で何度も見ていたけど、高いので見るだけでしたが、この冬小さな苗を見つけました。
花はまだ少ないけど、きれいに咲いてくれました。
青い花々(140) 西洋フジバカマ
吾亦紅さんのところで、アゲラタムにそっくりと思って見ていたら、宿根アゲラタムと呼ぶこともあるようです。
アゲラタムが宿根ならありがたい。
挿し芽でどんどん増えるのかな?
青い花ついでに、前庭では、クレロデンドロムブルーウィングが再び花盛りです。
2008年10月 6日 (月)
映画「おくりびと」
裏庭で、ピンクのシュウメイギクに続いて、白いシュウメイギクが開きはじめています。
一晩中降った雨の後の、凛とした白さが目に染みる朝です。
久しぶりにとても心騒ぐ映画を観たので、ちょっと記事にすることに。
海外のグランプリを取って、評判になっていたせいもあって、地方の映画館でもすごい満員でした。
「おくりびと」は、大好きな「木村家の人々」「僕らはみんな生きている」の滝田洋二郎監督作品です。
「しこふんじゃった」以来、影ながら応援している本木雅弘、透明感あふれる広末涼子、相変わらずうまい山崎努、他の脇役。
とても素敵なキャスティングでした。
笑えるのに、ぼろぼろ泣いてしまうという、私が愛する映画の醍醐味を備え、月山を仰ぐ庄内平野、チェロの音が心に浸みる(音楽 久石譲)映像とともに、私の中では、きっとここ最近の映画のベスト1となりそうです。
遺体を棺に納める、納棺師という職業を初めて知りました。
人の死の後始末、忌み嫌われそうなこの職業から見える人の死は、清らかで美しく、愛おしい。
亡くなって初めて気づく深い親子の絆という人間の永遠のテーマは、辛く、哀しく、暖かく私の心の奥底を揺るがしました。
なぜ、人は亡くなった時にしかこの大切な絆に気づけないのでしょう?
あふれる涙は、親のこと、子供のこと、いろんな私の心の中の溶けない塊を少しながら溶かしてしてくれたようで、少し爽やかな気持ちになれたのです。
愛する人の死を、別れるのではなく、おくりだす気持ちになれたらいいな。
そうなりたいな。
2008年10月 3日 (金)
久しぶりに花壇の様子です
青い花々(137) スクテラリアジャワニカ
いつ植えたのか忘れていたけど、ふと里山のセージの下に咲いていました。
ベルベットのような花びらです。
そして、深い濃い青。
秋になって、息も絶え絶えだった花壇の花も、元気を取り戻し今盛りです。
ベルベットといえば、この花もベルベットのような花びらです。
夏中、元気に咲いていたフランネルフラワーフェアリーホワイト。
向こうは、また咲き始めたストレプトカーパスサクソルムと、木立ベゴニア。
今朝、窓を開けたら、目の前のヘブンリーブルーの葉に大きな青虫がお食事中でした。
長さ12cm、太さ1.5cmの大きな大きな青虫君です。
夏の初めからズッと、この朝顔の葉を食べてここで暮らしています。
大きく育ったね~。蛾の幼虫だと思うけど?
北側の花壇は、いよいよペンタスの天下。
ブルーって書いてあったけど、とてもブルーと思えないニチニチソウは、夏の勢いが衰えてきました。サルビアバイオレットは他の花に負けています。
手前は、コリウスの寄せ植え鉢。
東花壇は、こんなに花盛りです。
春へ向けてのの育苗とカラスウリの育苗
この時期は、来春に向けて種を蒔いたり、こぼれ種で出てきた苗を移植したりと、凌ぎやすくなった庭で過ごします。 種まき第一弾。
ストック、セリンセ、ビオラ、高性葉ボタン(ムムムさん、サンキュー)
他に、白妙菊、タマクルマバソウ、桜草、もちろんネモフィラも蒔いてあります。 第2弾は、右のこれらと、採種したペインテッドセージを蒔きます。(左は千鳥草のブルー)
こぼれダネから出てきたシネンシスとロベリアも移植しましょう。
葉挿しのストレプトカーパスの側から新芽が出てきました。
去年、ひとつだけ実を持ち帰ったカラスウリ。
種は8個入っていました。
種の皮が固くて、何ヶ月も水に漬けていたけど固いままなので、ナイフで皮を少し削って、蒔いてみました。
来年の夏にはあの幻想的な花を咲かせ、可愛い赤い実をつけてくれるかな?
8月10日に左のように皮を削って蒔きました 8個のうち2個発芽して今は10cm位
他にも、去年掘り起こしたチューリップ、水仙、シラーがまだたくさん物置に眠っています。
今年も、なるべく買わない園芸を目指すぞ!!
毎年繰り返すこんな作業は、年々億劫になるのも確かで、宿根草花壇にしてしまおうかなと思うこともあるけど、あの小さな種が大きく育って、きれいな花を咲かせる過程を見るのは、なんとも待ち遠しく、心楽しい日々です。
そうそう、先日娘と心斎橋に「ターシャ展」を観に行きました。
なんでも手作りのターシャさんはすごい。
種まき位で、億劫なんて言ってられません。
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