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2008年4月25日 (金)

雨の石山寺詣で

きのうは、久しぶりにKさんと出かけた。
約束するといつも雨で延び延びになっていたが、雨天決行と「源氏物語千年紀」の催しを開催中の石山寺へ詣でた。
近くにあるけど、行きたいときはいつも観光客が多いし、いつでもいけるところはなかなかわざわざは行かない。
しとしと雨の石山寺境内は、苔むし、若葉萌え、すっぽり緑に包まれて美しかった。
雨でよかった~。
その名のとおり、石山は硅灰石の山。              

巨大な石を貫き巨木が育ち、多宝塔(国宝)が建ちます

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紫式部は石山寺に篭り、観音菩薩に物語創作の祈願をしました。
1004年8月15日眼下の瀬田川に映る名月の風情を眺め筆をおこし、『源氏物語』の
「今宵は十五夜なりけりと思い出でて、殿上の御遊び恋ひしく‥‥」(「明石」「須磨」の巻)を書き始めたと言われています。
式部関連の多くの展示物も魅力ですが、花の寺としても知られ、いつ来ても四季折々の花が美しく、”源氏”の世界を想います。
それにしても、この広い境内、急な坂道の連続。
展示された美しい着物を見ながら、「雨の日なんかどうして歩いたんだろうな~」と妙に現実的なことを想像しました。

雨に濡れる、散りはじめたしだれ桜
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                                    真紅の石楠花
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Photo_3 光源氏の実在モデルと言われる嵯峨天皇の第12皇子、源融(みなもとのとおる)は、以前”杉の皮をはぐ”で紹介した神社に祭られていることを、最近知りました。
ばちあたりなみどりは、よくこの神社の杉木立の中を、猿の姿を追って走り回っています。
うちの里山のあたりは融公の荘園で、この里を閑居としたそうです。
この神社(その名も融神社)の宮司さんは、里山のうちの畑のとなりの棚田の持ち主で、よく、このあたりの歴史の事を話してくださいます。
昔の里山の人の暮らしの話を聞くのは大好きです。
源融は河原左大臣のことで、百人一首にこんな歌→を残していますよ。
(融神社の前の案内の一部です)

融さんって、どんな見目麗しさだったんやろ?
タイムスリップして、一度お逢いしたかったわ~


これは、うちの庭に咲いてる”紫式部”(宿根スミレ)
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コメント

pencilminigardenさんへ
雨の風情もいいものですね。
ここ近江は、古代の遺跡も多く、京の都が近く、東への通り道だったこともあって、名所や逸話が多く残っています。
この年齢になると、若い頃に感じなかったわびさびも少しはわかるようになって、一段と興味深いものです。
ぜひ、機会があったら寄ってください。

投稿: ネモフィラブルー | 2008年4月28日 (月) 23時53分

雨の石山寺はしっとり趣があって、とても好いですね。
機会があったら行ってみたいです。
巨石、巨木、その奥の多宝塔、
それにしっとり濡れたしだれ桜も、趣ありますね。
源融さん、私もお目にかかりたいものです~wink

投稿: minigarden | 2008年4月28日 (月) 12時01分

pencil咲子さんへ
魯山寺は式部の邸宅で、そこで執筆していたのは間違いないですよ。
石山寺は、源氏の発想をし、書き始めたということのようです。
険しそうな山ですが、低いですし、ちゃんと階段があって、楽に拝観できますよ。
でも、昔の人は、衣が大変だっただろうな?
いつ行っても、何か花咲くお寺で、いいですよ。

投稿: ネモフィラブルー | 2008年4月28日 (月) 09時43分

今晩は
石山寺良いとこですネ、しかし道が険しそうで少し大変みたいです。ここで源氏物語が書かれたのですか、私は京都の魯山寺で書かれたと思っていましたhappy01
こんな素敵なお寺が近くに有るなんて嬉しい事ですネ、そして自然其の侭の散り行く桜に真赤な石楠花も印象的です。tulip
お庭の紫式部スミレ可愛いですネ私も欲しくなりましたheart04

投稿: 咲子 | 2008年4月27日 (日) 20時37分

pencilossさんへ
宮司さんは、この行事の終わる12月まで、毎日観光バスが来て、お話しするので張り切っていますよ。
みどりが行くと、猿は、大慌てで高い千年杉をひょいひょい跳んで、山のほうに逃げていきます。
いつも息せき切って、ただ見上げるばかりの情けないみどりです。


pencilぴぴさんへ
瀬戸内寂聴さんの講話もあるようですが、とても人気の方だし、満員でしょうね。
わかりやすく解説してもらうと、古典も身近に感じて、おもしろいですよね。
私も、もう一度読みたいなと思いました。
ごめんなさい。先日、アドレスが消えていたことがあったので間違えたのかもしれません。訂正しておきます。


pencilポエポエさんへ
この神社に出入りするようになって3年も経つのに、源氏物語のことは、この行事があって、はじめて知りました。
みどりが走り回るくらい静かで、訪れる人のいない山里の神社なのに、ずいぶん大きいとは思っていましたが、まったく有名ではないのですよ。
今年は、さすがに時々、観光バスが石山寺から流れ来ています。
”紫式部”は、ポエポエさんのドイツスミレに似ているってkyutarouさんが書いてます。色はこの写真より、もっと濃い紫の淡色です。

投稿: ネモフィラブルー | 2008年4月27日 (日) 01時53分

みどりちゃんの遊び場が、そんな由緒ある場所だったなんて~。
光源氏の実存のモデルだった方なんて、ほんとにひと目見てみたいですね~(見るだけで、十分でございます~ 笑)
紫式部なんて、素敵な名前のスミレですね♪

投稿: ポエポエ | 2008年4月26日 (土) 20時26分

こんにちは
NHKで瀬戸内寂聴さんが源氏物語で光源氏の紹介をしていました 分かりやすく興味深い話で楽しめましたよ。読んでみたいと思っても中々よい機会でした。
行ってみたい石山寺ですね。何時かきっと
ネモフィラブルーの花が咲き始めましたね。
綺麗元気がでます。

ネモフィラブルーさんのアドレス記載されているのは・・・????変なページが出てしまいます?が?

投稿: ぴぴ | 2008年4月26日 (土) 16時00分

この宮司さんはよき聞き手がいて張り合いがあることでしょう。
みどりちゃんは猿には勝てるのですか?

投稿: oss102 | 2008年4月26日 (土) 14時00分

pencilkyutarouさんへ
ドイツスミレも紫式部も丸葉の宿根すみれのひとつなんでしょうね。
写真よりもっと紫が濃い単色で、古代の色をしています。
お母さんのことが思い出される石山寺だったんですね。お土産って、買って帰ってもすぐ忘れてしまうけど、こうしてなにかの機会に思い出だすんですよね。
お母さんの思い出を確めに、いつかぜひ一度お立ち寄りください。


pencilhiroさんへ
あれ、そうなんですか?
たしかに同じ名だと親近感持ちますよね。
瀬田川あたりはにぎやかで、昔の静かな面影はありませんが、式部の見た、水と緑と月は変わりなく今もあり、うっそうと緑茂る広い境内は、心洗われます。
ぜひ一度、平安の女人が好んで参拝した石山寺へ、お寄りください。


pencilコーラルさんへ
数多くの展示を見て、私ももう一度”源氏”を読みたいと思いましたよ。
いつもそうです。
歴史ある場所へ行って、詳しい歴史を知ると、若い頃とは違う興味が湧きます。
山全体が、1000年を経てきた歴史の庭のようで、美しいですよ。


pencilHappyばあばさんへ
興味あるでしょう?
百人一首の歌も、恋の歌で、さもありなんと。
全国から観光客が多く訪れるお寺ですが、さすがに女性、それも私たちの世代が多く、このパワー、なんとか使えないかな~と自分のことは、棚にあげて思っていました(笑)


pencilmicoさんへ
micoさん、近江は古代からの歴史残る地が多くあります。
平城とも関連深く、面白いですよ。
うちの近くには小野妹子のお墓もあります。ぜひ近江散策もしてくださいね。


pencilあきのさんへ
ここ、琵琶湖の周辺は古代に栄えた歴史の地で、そこらじゅうに古墳群があり、あちこちに逸話が残っています。
あきのさんの書かれた事は、あながちないとは言えないんですよ。

投稿: ネモフィラブルー | 2008年4月26日 (土) 10時02分

ネモフィラブルーさんnight
あれ~~このスミレ我が家のドイツスミレと
葉っぱもそっくりです~~ポエポエさんの所にも有ったようです、和名、なんでしょうかね?石山寺懐かしいです、まだ母が居た頃、
良く父と旅行に行って行く旅人形を買ってくれます、紫式部の小さな人形が今でもケースの中に飾って居ます、方々の人形が一杯で、
今時、置き場所に困るのですが、何となく、整理も出来ず母の思い出に置いてます
その時話してくれた風景に出会えました、バタバタしていて母の事、思いだす余裕が無い生活でしたがありがとうでした~~lovely

投稿: kyutarou | 2008年4月26日 (土) 00時16分

ネモフィラブルーさん、こんばんは~
今私が是非訪ねてみたいお寺の筆頭が石山寺
です。紫式部ゆかりのお寺、お花のお寺、いろいろいわれているようですが、私が行きたい理由はもっと単純です。名字が同じという
だけのことです。瀬田川のリバーサイドも歩いて見たいなぁ~夢は膨らみます。
紫式部の宿根すみれ、綺麗な色ですね。

投稿: hiro | 2008年4月25日 (金) 22時42分

紫式部という名のスミレっていいですね。
源氏物語の執筆開始が1004年。
今年は2008年だからちょうど2倍。
千年という単位からすればどうってことないかな。
でも、それを知ったのも何かの縁?
部分的にしか知らないので読んでみたくなりました。

投稿: コーラル | 2008年4月25日 (金) 21時14分

光源氏にモデルがいたなんて・・・
どんな人だったんでしょう?
興味がありますね~
雨の中の散策もいいものですね。

投稿: Happyばあば | 2008年4月25日 (金) 20時26分

こんばんは
源氏物語の世界に思いを馳せての散策は最高でしたね。
私も訪ねてみたくなりました。
雨の日はしっとりとして人も少なく良かったですね。

投稿: mico | 2008年4月25日 (金) 18時42分

里山はすごいところにありますね。今に遺跡発見なんていうと、畑ができなくなってしまうかも…こりゃ、たいへんだ。。

投稿: あきの | 2008年4月25日 (金) 18時12分

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