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2006年12月 9日 (土)

奇跡のりんごは愛で育てる

今、一番食べたいものは?と聞かれたら即座に“木村秋則さんのりんご”と答える。
先日、NHKの「プロフェッショナル」で“奇跡のりんごは愛で育てる”に感動した。
一個300円するこのりんごは、ネットで10分で売り切れるらしい。
どんなにおいしいんだろう?
私達夫婦と同い年の木村さんは、歯もぬけて、もっとお年に見え、青森の方言で話されるとよけい田舎の農家のおじいちゃんに見えた。
だけど、りんごを育てる情熱は、元気で一途。私はこんな人が大好きだ。
農薬を一切使わないのはよく理解できる。
私の、野菜、果樹、お花も極力使用していない。
だけど肥料もやらないとはどういうことだろう?
木村さんは、「山の栗がなにもしないのに、実のなるのを見て気がついた」と話しておられた。私も、山で拾う栗に虫がついてないのも不思議だった。
肥料をやらないりんごの肥料は、自身の朽ちた葉と、周りの雑草たちだった。
手を加えない自然は、益虫と害虫のバランスも保ち、殺虫剤も必要ない。
酢を撒いて防虫しておられた。
私も木酢以外は使わない。
うちの花壇も畑も、抜いても抜いても雑草だらけなのは、それも自然、ともうあきらめよう。

夫と二人、枯葉を集め、野菜くずで堆肥をつくり、草木灰をすきこみ、やっと畑の土らしくなってきた里山の畑。
はじめての年は、土もかたく、虫だらけで情けなかったけど、3年目の今年は見違えるように、なにもかも元気に育ち、虫も手で取れる程度で、きれいな野菜が採れる様になった。そしてなによりもおいしい。
花壇の土も化学物質を使わないと、だんだんふかふかになってきた。
そしてそれなりに美しい。

生きる強い力をつけさせると、植物は少々の病気や虫に負けず、復活してゆく。
なんだ、人間と一緒だなー。

青い花々(62)
つるはななす(やまほろし)
0612010012_1 micoさんのブログで、やまほろしの本当の名はつるはななすだと知りました。
やまをほろぼすほどの繁殖力でこの名がついたそうですが、以前うちのフェンスに這わせて、とっても綺麗だけど、裏庭が滅びそうで抜きました。やっぱり大好きで、今年また凝りもせず植えました。
うちの花はもう済んだけど、ご近所でまだがんばっていたので、写しました。

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コメント

北富さんへ
北富さんは、シンプルなコメントしかお書かきにならない方だと思ってました(笑)
私は、ウンチク大好き人間なので、これからもどんどん書いてください。
もっと若い時に知ってたら、北富さんのお兄さんのお嫁さんになって、義理の弟から「お義姉さん、いつも美味しいりんごをありがとう」なんて言われてみたいものです(笑)
食べる側は、生産者のご苦労も知らないで、
これが美味しいだの、あれはもうひとつだのといい気なものですね。
おいしいりんごに、巨峰なんてほんと、贅沢でうらやましいかぎりです。


投稿: ネモフィラブルー | 2006年12月10日 (日) 19時05分

あきのさんへ
私の持論では、あきのさん位から上の人は、もう何を食べても大丈夫です。
なぜなら、完全有機栽培(何を肥料にしていたかは、ご存知ですよね)で育った身体だからです。
ただ、100円のりんごを3個たべるより、300円のりんごを1個食べるステイタスは、ちょっとかっこよくないですか?
そしたら、「もうちょっとじゃい」が、「もうちょっとちょっとじゃい」になるかも。

投稿: ネモフィラブルー | 2006年12月10日 (日) 17時18分

リンゴについては、私にもウンチクが有ります。聞いていただけますか。長文に成りますがご容赦の程。
実家は農家で上京するまでは田んぼ畑仕事を手伝っていました。昔は肥料は堆肥でした。どの家でも家畜を飼い、堆肥作りをしてソレを田畑に入れて土作りをしていた。生活が近代化するに従い堆肥作りは民家のあるところで敬遠され、また手軽な化学肥料と変化してきた。これにつれ果物や野菜の味が変わってきました。味に深みが無い方向になった。
リンゴとブドウを出荷していますが、隣の畑と味は全く異なります。畑の境が味の境となります。隣の畑の人が、自分のところの果物は出荷し、自分で食べるものは、家のを分けてください、と言うほど変わってきます。リンゴはこの時期3、4ヶ所から届きますが全て味が違います。
この味を娘、息子、妻とも覚えてしまい、リンゴとブドウ(巨峰)は実家のものしか食べず、買いません。
今は兄が家を継ぎ細々と作っていますが、現在はやはりチョット味が落ちています。これも時代の流れでしょうが無いでしょう。
生物は有機物ですので、有機栽培がやはり基本なんでしょうか。
トメドなく長文と成りましたことお許し下さい。

投稿: 北富 | 2006年12月10日 (日) 10時30分

この番組は見落としました。残念。
わたしは農薬野菜ばかり食べています。でも以前、農作夫婦の写真入トマトを箱で買ったことがあります。匂いから違いました。だから自然農法のおいしさは分かります。それなのに、安いのが魅力で、普通の八百屋で買います。わけは「ここまで生きたんじゃから、もうちょっとじゃい」???

投稿: あきの | 2006年12月10日 (日) 04時42分

misaoさんへ
あれやっぱりメロンだったんですか?
ちょっと離れた時に観たので、ちょっと不思議で変に思ってました。ご飯に合うかなー。
腐らないりんごもホント不思議でした。
科学的に解明して欲しいと思います。
りんご好きのsigeoさん一家は、さぞかし食べてみたいと思われたでしょう?
豊かな土壌と、過酷な環境こそが生物の強く育つ必要条件のようですね。
でもそれってなかなか難しいですよね。

投稿: ネモフィラブルー | 2006年12月 9日 (土) 23時58分

つれづれさんへ
つれづれさんが心底思った学校の教育現場への思いは、ほんとに一番大切なことと思います。安全でおいしいものを食する必要と、そのための努力を惜しんではいけないなと思いました。
ホントは皆が意識改革したら、安く多く出来ると思います。
姉のお舅さんは、梨を出荷しておられました。まだ農薬の怖さに気づいてなかった時代で、マスクもしないで、農薬を撒いていて、鼻の中の軟骨に穴があいて大出血という事件がありました。
怖い話です。

投稿: ネモフィラブルー | 2006年12月 9日 (土) 23時40分

micoさんへ
勝手に紹介させていただきました。
私の記事を見て、micoさんのブログもきょう、ツルハナナスを載せられたのでしょうか?そうならどうもありがとうございました。
このりんご食べてみたいですよね。
手をかけると答えてくれる。お花もそうですね。

投稿: ネモフィラブルー | 2006年12月 9日 (土) 23時21分

chiyomiさんへ
ぜったいchiyomiさんの野菜もおいしいと思います。私にはわかります。
おいしそうなお漬物ばかりですね。
うちも、遅ればせながら小蕪が育ち、間引きながら漬けて食べてます。そろそろクリーム煮にも使えそうです。
自分で作ると、小さな一本も捨てられないのに、TVで野菜をトラクターで潰しているのを見ると、農家の方の気持ちを思いつらくなりますね。

投稿: ネモフィラブルー | 2006年12月 9日 (土) 23時15分

oss102さんへ
私の両親は、もっと丈夫ですよ。
賞味期限も、作った日付もわかったもんじゃありません。もったいないという意識だけはしっかり残っているので、よほど注意していないと何でも食べてしまいます。
それでもなんともありません。
人の体は、免疫ができてしまうようですね。
除菌、除菌と清潔に育つ、今時の子供達はどうして免疫が作られるのでしょうね?

投稿: ネモフィラブルー | 2006年12月 9日 (土) 22時57分

私も観ました・・・そして感動しました。
木村さんの取り組みは素晴らしいですね。
腐らないりんご。どうしてなんだろう?
不思議な事がいっぱいでした。
(おかずがメロン、というのも不思議でした)
植物が本来持っている能力を最大限に引き出すお手伝いをする、という事なのでしょうね。
人間を育てる時も植物を育てる時も過保護はいけないのですね。
そして過剰な薬漬けも、もちろんダメ。
虫や小鳥が安心して来られるような環境(私の場合は庭)を、これからもめざしたいと思います。

投稿: misao | 2006年12月 9日 (土) 22時39分

私もこの番組を見ました。
木村さんが農薬を使っていたとき、顔が腫れたというのを聞いて、そんなに強い農薬をまきながらリンゴを作っているんだ・・・と、びっくりしました。そしてそれを日常的に私達は食べているんですね。
私も、那須にいる時は、無農薬で少しですが野菜を作っていたので、作りたてのブロッコリーやとうもろこしの甘さに驚愕しましたし大根もニンジンも別物のようなおいしさでした。ブロッコリーは茹でると青虫が浮いてきたりしましたけど。
植物の本来あるべき姿に戻すという、よく考えると普通のことを「奇跡」と呼ぶ今。自分の畑を持たない場合は 高いお金を払わないと安全なものは食べることができず、生活の苦しい人は農薬まみれの物を食べることになりそう・・・。売れる・もうかるを越えた発想で農業に取り組んでくれる人が増えることを願いたいです。子どもたちには、作物を育てる経験をたくさんさせてくれたり、食の大切さを学ばせてくれる学校現場であってほしいなぁ~と心底思った番組でした。

投稿: つれづれ | 2006年12月 9日 (土) 17時10分

生きとし生けるもの全て育てるのは愛情が一番のようですね、
おじさんのリンゴ食べてみたいです、
紹介していただき有り難うございます、
ツルハナナス頑張っていますね。

投稿: mico | 2006年12月 9日 (土) 15時49分

chiyomiさんも畑に行くとまずキャベツについた青虫をブチッとつぶして回ります。だいぶ寒くなったけどまだまだ元気に丸々太ったのがいます。(^o^)
今、漬物にはまっています。壬生菜、小蕪、白菜は浅漬け。大根は甘酢漬け。千枚漬もあります。我家の野菜もおいしいですよ。

投稿: chiyomi | 2006年12月 9日 (土) 15時20分

そうなのです。私たちの世代はたくましいじゃないですか。落ちたものを拾ったて、賞味期限の切れたものだって平気・へいき。
中身が健康だと負けないのですよ。
でもイザ虫がついたり、病気になったりしたらついクスリに頼りたくなるけど、えらいです。ネモフィラさんもこの小父さんも。
食べてみたいな・このリンゴ。

投稿: oss102 | 2006年12月 9日 (土) 14時39分

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