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2006年12月30日 (土)

続・天下の忘れん坊将軍

やっぱり、年末は時代劇でしょう。
いえいえ、白虎隊ではありません。明智光秀でもありません。

先日、娘と夫と話しているうち、忘れん坊将軍の話になった。
夫に限らず、うちは、皆いろいろエピソードの持ち主で、もっとあるやんかという話に。
「でもな、あまりにおばかな家族やし、ホントとは思われへん。作り話みたいで、よう書かんわ」と私。
まあいいか、年末は笑って年越してもらいましょう。

財布や定期を忘れるのは、将軍様に限らない。
ある年度末、二男の高校の成績表の出欠欄を見て、気がついた。
「あんた、なんでこんなに遅刻があるん?」
二男は、毎朝、猛スピードで自転車を走らせ、駅に行く。
忘れた。忘れた。また猛スピードで、定期や財布を取りに帰る。
ああ残念。
すでに母も仕事に出て行って、鍵がかかっている。
鍵はいつも財布の中。
でも大丈夫。彼の部屋の窓の鍵はいつもかけてない。でも2階だし‥‥
でも大丈夫。裏庭にはいつも脚立が置いてある。脚立で屋根伝いに行けばわけない。

「えーっ そんなこと何回あったん?」と私。
「3回くらいかな?」とニコニコ答える。
「うんよろしい。遅刻の数と合ってるわ」


長男が、地方の大学から就職活動のため、スーツを取りに帰るのが第一目的で、冬休みの帰省をした。
いつものように、おんぼろ車に食料をたくさん積み込んで、雪の中を、真新しい革靴とともに、帰っていった。
4時間後に電話が鳴った。

「もしもし、無事着いたけどな‥‥ あのなスーツ忘れたんや」
えーっ!!!  あんた何しに帰ったんやー。すぐ送らなあかんなー」
「あのなーおかあさん  僕なー さすがにジダンダふんだわ

プッと吹き出してしまった。


将軍様は、あいも変わらずいろいろ忘れるけれど、やはり鍵を持たないのは、しょっちゅうで、そのうえ、私が出かける予定もまったく覚えていない。
締め出されるのは当たり前だわ。

あるとき、またまた締め出された将軍様。
しめしめ、きょうは窓が一箇所鍵がかかっていない。
椅子を持ってきて、窓から入れたと、うれしそうに語り、
「うん、一箇所開けとくといいなー」
と御満悦。
どこの世界に、鍵を閉め忘れてほめられる女房がいる? 

次の日、向かいの奥さんが、私の顔をみるやいなや走り寄ってきた。
「きのうな、どろぼうがお宅にはいりかけててな、
    あわててお父さん呼んできたんや。よう見たら、ご主人やってん。
              警察に電話しよう思ったんやで。ホンマびっくりしたわ」


私だったら、笑いをこらえて話すけど、奥さんは真剣なまなざし。
そんな夫をもった私を、心底同情している目つきだった。

だから、そのあと今度は私が鍵を忘れて、窓から入ろうとした時、
    向かいの奥さんに見つからないかと、なによりそれだけが心配だった。


てなわけで、私も窓から入ったことは、2回ある。
娘は「私は1回やわ」と。
なんちゅう家族や!!!


忘れたわけではないけれど、将軍様にはこんなとぼけた話もある。

まだ両親をこちらに呼び寄せる前、実家へ遊びに行き、こちらへ帰ってきたら、またもや将軍様の運転免許証がない。
忘れてきたと思い、電話をして、ずいぶん探してもらったけど見当たらない。
いつものように、再発行してもらい、免許証の事はすっかり忘れていた。
ある日、父から電話がかかってきた。

「あのな、クククッ トイレが詰ってなー、クククッ」と、どうも笑いをこらえている。
「それがどうしたん?」
「水道屋サンにきてもろてなー、クククッ。原因がわかったんや クククッ
「何が詰ってたん?」
「○○さんの顔がな、出てきたんや グググッ。
                
 探しとったやろ? ワッハハハー
水もしたたるいい男の顔写真は、長らく大声で笑ったことがなかった、淋しい二人暮らしの老人を、大いに笑わせた。
「そうか、おじいさんそんなに笑ってたか。 よかったなー」

うれしそうに、そうのたまう将軍様は、やっぱり大物だと、私は尊敬すらしている。


前話「天下の忘れん坊将軍」は、10月25日に載せています。

自分より、忘れん坊がいると、まだまだ私は大丈夫と、自信につながり、希望の年が明けますように。


では みなさま良いお年を!


20071  

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2006年12月29日 (金)

待ちわびた雪の朝

この冬はじめて。
待ちわびた雪の朝。

やっと、我が家の庭も、メジロがきました。
今年は、ホントに、ホントに遅かった。

レモンの木に下げたカゴと、窓辺に下げた、藤の蔓で編んだリース。
まだ写せないけど、シジュウカラも、リースの落花生を偵察にきています。
つれづれさんのところで見て、まねして編んだ藤のリース。このようにしてみました。
misaoさんのところで見て、まねして使った落花生。このようにしてみました。

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私は、暗い冬空から、降ってくる雪をじっーと見上げています。
子供のころから、飽きることのない、my favorite thing です。

ブログも、おせち作りもすっかり忘れてしまっています。

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2006年12月25日 (月)

かぶれ3兄弟の行方

お花を育てるのが好きなくせに、ときどきとんでもないことになる。

イソトマ、プリムラオブコニカ、プリムラシネンシス。
私は、この3種をかぶれ3兄弟とよんでいる。

すべてに、アバウトで、丁寧さのない私は、ついつい手袋をはめずにお花や、土をさわることが多く、何度も、真っ赤かな手や、顔になって皮膚科へ走った。
そのたびに、怖い皮膚科の女医さんに
「あんた、学習ってものがないんだねー」とにらまれる。

それでも、凝りもせずこの3兄弟を育てるのは、大好きだからとしか言いようがない。

イソトマは花壇に植えていたが、今年は、越冬させないで処分した。

オブコニカはなんとか夏を越えたので、きのう株分けしてみました。
ちゃんと、園芸てぶくろをはめました。
さあ、どのくらい残るかな?
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シネンシスはずっと元気だったので、そのままにしていたけど、よく見ると、花芽がたくさんついていた。
やったね。
根詰まりしていそうだけど、植え替えようかどうしよう。
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青い花々(64)


0611290005 宿根すみれ(紫式部)


大きな株になって、やっと1輪咲いた。
花いっぱいになるのは、いつごろかなー?




ちょっと余談

M1で、ずっと隠れファンだった、チュートリアルがグランプリをとった。
去年は、ちょっと意気込みすぎて、うますぎるブラックマヨネーズに負けちゃったけど、今年はぜったい「とれよー」と応援してました。
  チュートリアルおめでとう
とっても、おもしろかったよ。
きょうは、これが書きたくて、記事を載せたようなものです。

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2006年12月23日 (土)

冬の寄せ置き

夏越しした白のガーデンシクラメンが、室内できれいに咲きそろってきた。
ちょっと、寄せ植えに使おうと、葉牡丹と、白妙菊を買ってきた。
あー、私の場合、寄せ植えじゃなくて、寄せ置きでした。
ポットを隠すように、土を入れます。
深い、大きな鉢の場合は、プラスチィックの板で仕切ります。

でも、できあがると、寄せ植えにみえるでしょう?
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このやり方の利点は、

☆ ポットに入っているため、それぞれがむやみに大きくなりません。
  (買ってきた苗は、必ず一回り大きなポットに植え替えます)

☆ お互いの根がからみ合わないので、いつでも個別に抜くことができます。

☆ 花が終わったり、バランスが悪くなったときに、自由に取り替えることができます。       

10年位前からやっている、横着物で、けちんぼの私にはぴったりの方法です。
(あきのさんのコメントを読んで、私は、以前からやっていると、見栄を張ってみました) 

このシクラメンは、去年も、冬の寄せ置きに使っていました。
ガーデンシクラメンでも、この夜の冷え込みは花が咲かなくなるので、夜は、うちの中に入れます。
それにしても、いつもながら地味なこと。

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2006年12月22日 (金)

放置自転車を返すには

今朝、また前の公園に放置自転車があった。
鍵がこわされ、溝端に、投げ捨てられている。
前のかごに、スペアのチェーンの鍵が2本と、二重に重ねた軍手が一組。
駐輪所の登録シールに学のマーク。
寒い朝、白い息を吐きながら、急いで駅に向かった中高生の姿を想い、胸が痛む。
帰りに、自転車がなくなっているのに気づき、肩をおとす様子が目に浮かぶ。
名前がないので、警察に電話をした。

「防犯登録番号で、持ち主がわかったら、私が電話して取りにきてもらいますが」と私。
「いえいえ、個人情報の問題がありますので」
 なるほど。
「駐輪所に持っていっておきましょうか?」と私。
「いえいえ、あなたが、盗ったと疑われては、気の毒です」
 そーかなー?
ほどなく、おまわりさんが、バイクでやってきた。
無線機のようなもので、防犯登録番号の照会をすると、近所中、響き渡る声が無線機から返ってきた。

「○○町○○番地○○○ジ君。もう一度言います。
 ○○町○○番地○○○ジ君。
 電話番号は○○○○です」


おいおい、個人情報は?
「私、よく聞こえたので、電話します」と言いたいところを、ぐっとがまん。
「のちほど、パトカーでまいります」とおまわりさん。

???なんだか大変

のちほど、パトカーで、二人で来られた。
「持ち主がわかりました。いつも駅の駐輪所に置いてるらしいですわ」
「取りにみえるんだったら、うちで預かっておきますが」と私。
「いえいえ、盗難届けを出してもらって、警察に受け取りにきていただきます」

ますます大変。(警察より、うちのほうがはるかに近いのにナー)

おまわりさんは、その自転車に乗り、パトカーのあとを帰っていった。


私は、おまわりさんが自転車を盗ったと疑われないか、心配だった。



青い花々(63)
0611290008_1 ボリジ

花が、開かないまま折れたボリジ。
摘んで、室内に置くとやっとひとつ開いた。
一輪ほどの暖かさ。
きれいな青は、さすがボリジ。

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2006年12月16日 (土)

押し花手帳

ここ4~5年、年末になると、暇を見つけてやる仕事があります。
今年庭に咲いた花を時々押し花にしています。
今年育てている苗に咲いた花も、株を太らせるため摘んで、押し花にされてしまいます。

0612160014_1 100円ショップで買った来年用の手帳のカバーをはずします。



0612160015_1 表紙の色紙に押し花を置きます。




0612160016_1 接着和紙をおいて、ラミネーターを通します。




0612160018_2 カバーをはめて、はい出来上がり。

100円が200円にみえるかな?
お世話になった方々へ、ほんの小さなお礼です。
50冊ほど作ります。


ブログのお友達にも差し上げたいのですが、残念でした。

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2006年12月14日 (木)

やーこんな味ヤーコンって

0612130007 日曜日に掘り起こしたヤーコン。一株でこれだけ、採れました。
一本だけ洗ってみたら、色も、形もさつまいものようです。
やーこんな味、ヤーコンて。
ゆさんが言われるように、梨のような食感です。味は、ほんのり甘いくらいで、とてもたんぱくです。食材としてはレンコンに似ています。
検索すると、オリゴ糖が多く含まれ、生でサラダや酢の物にしたり、きんぴら、てんぷら、ハンバーグに混ぜ込んでもおいしいとのことです。
保存がきくので、いろいろ試してみましょう。
きょうは、生で千切りにして、生協でいつも買い置きしている子持ちめかぶを混ぜるだけのシンプルなものです。

夕食は、大根と骨付き豚肉の照り煮に添えて出しました。
みどりは、夫の遅い晩酌に付き合って、骨をもらおうと、鼻先をつけて待ってます。

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2006年12月12日 (火)

老舗の争い

京都でひとり暮らしの娘が久しぶりに帰ってきた。
はじめて親から離れ、飛行機で伊丹に着いたとき、抱っこされたのが娘だったせいか、みどりは、誰より娘が大好きで、なめまわして、おおはしゃぎ。
最近はだんだんと、帰る間隔が長くなってきたのが、私はちょっと不満なんだけど、夫は「ひとりの生活が楽しくなったんだろう。いつまでも親元が恋しいんじゃだめだよ」と、子供それぞれの自立を喜んでいる。
わかってはいるけど、世間で見かける一卵性親子のような母娘関係も、少しうらやましく感じるくらいさっぱりした関係の娘は、いまや対等を超えて、良き私の相談相手でもある。

野菜好きなので、里山で採れた野菜をいっぱい積んで、京都へ送っていった。
住まいは八坂の近くで、途中、うわさの一澤汎布の前を通ったら、信三郎汎布のほうは、相変わらず人が並んでいた。
ミーハーの私は、娘にひとつ買っといてと頼んでいたので、野菜と交換して帰ってきた。
よく知っているブランドの、相続争いは、TVで何度か見ていたが、どちらが正しいのか、ホントのところはよくわからない。
でも、一澤汎布の名前だけは、改めて、全国に拡がり、こうしてまた一人わたしのような、購入者を得た。

0612120008 娘が買ってくれたのは、老舗をお兄さんに譲って、向かいに新しく、以前の職人さんと共に信三郎汎布を開店された弟さんのお店で買ったもの。
やっぱり判官びいきです。
3150円のグレーのごくごくシンプルな小さなものですが、うん丈夫そう。

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2006年12月10日 (日)

里山の虹

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朝、雨が上がった日曜日。
里山に虹がかかっていた。
追いかけてもむこうへ、むこうへ。
虹の下で、野菜を収穫。




Dscf0058_1 今年はじめて植えたヤーコンを掘り起こした。さつまいもというよりダリアの球根に似ています。保存がきくらしいので、お味のほうは、近いうちにご報告いたします。

他には、大根、小蕪、水菜、キャベツ、白菜、ほうれん草、ブロッコリーなどを採ってきました。(右上がヤーコン)

帰って、さっそくchiyomiさんのまねをして、白菜、水菜は浅漬け、小蕪は甘酢に漬けました。
夕食は、採りたての大根で、豚汁でした。
アツアツを、フーフー言って、あーおいしかった。

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2006年12月 9日 (土)

奇跡のりんごは愛で育てる

今、一番食べたいものは?と聞かれたら即座に“木村秋則さんのりんご”と答える。
先日、NHKの「プロフェッショナル」で“奇跡のりんごは愛で育てる”に感動した。
一個300円するこのりんごは、ネットで10分で売り切れるらしい。
どんなにおいしいんだろう?
私達夫婦と同い年の木村さんは、歯もぬけて、もっとお年に見え、青森の方言で話されるとよけい田舎の農家のおじいちゃんに見えた。
だけど、りんごを育てる情熱は、元気で一途。私はこんな人が大好きだ。
農薬を一切使わないのはよく理解できる。
私の、野菜、果樹、お花も極力使用していない。
だけど肥料もやらないとはどういうことだろう?
木村さんは、「山の栗がなにもしないのに、実のなるのを見て気がついた」と話しておられた。私も、山で拾う栗に虫がついてないのも不思議だった。
肥料をやらないりんごの肥料は、自身の朽ちた葉と、周りの雑草たちだった。
手を加えない自然は、益虫と害虫のバランスも保ち、殺虫剤も必要ない。
酢を撒いて防虫しておられた。
私も木酢以外は使わない。
うちの花壇も畑も、抜いても抜いても雑草だらけなのは、それも自然、ともうあきらめよう。

夫と二人、枯葉を集め、野菜くずで堆肥をつくり、草木灰をすきこみ、やっと畑の土らしくなってきた里山の畑。
はじめての年は、土もかたく、虫だらけで情けなかったけど、3年目の今年は見違えるように、なにもかも元気に育ち、虫も手で取れる程度で、きれいな野菜が採れる様になった。そしてなによりもおいしい。
花壇の土も化学物質を使わないと、だんだんふかふかになってきた。
そしてそれなりに美しい。

生きる強い力をつけさせると、植物は少々の病気や虫に負けず、復活してゆく。
なんだ、人間と一緒だなー。

青い花々(62)
つるはななす(やまほろし)
0612010012_1 micoさんのブログで、やまほろしの本当の名はつるはななすだと知りました。
やまをほろぼすほどの繁殖力でこの名がついたそうですが、以前うちのフェンスに這わせて、とっても綺麗だけど、裏庭が滅びそうで抜きました。やっぱり大好きで、今年また凝りもせず植えました。
うちの花はもう済んだけど、ご近所でまだがんばっていたので、写しました。

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2006年12月 8日 (金)

植え込み①

まだまだ元気に咲いていたサルビア、インパチェンスを抜いたのは2週間前。
苦土石灰を少し撒いて1週間。風邪をひいて1週間。
きのうやっと赤玉と腐葉土を入れてすき込んで、花壇の植え込み決行。

東側は
1.2列目は、3袋蒔いて、80株育ったタキイのF1ナチュラルエッセンスアクエリアス。
3列目は、里山に咲いていた、紫花菜の種から育てた26株。
4列目は、今年掘り起こしたチューリップ。
60個ほどに増えていたけど、どのくらい咲くかな?
それも楽しみです。色は白とボルドー。

北側は
1列目にタマクルマバソウ。今年はじめて蒔いた薄紫色のアリッサムのような花です。
むつかしい名で、タクルマ、タルクマ、タルマクと何度も書き間違えました。
書き間違えたのを書くのもややこしい。 「それなら書くな!」と突っ込んでください。
2列目。勿忘草の予定ですが、まだ苗が弱そうなので、もう少し南側で育てます。
3列目。去年はじめて移動させたシラーの球根がたくさん埋まっています。

昨日はここまで。
また暖かい日に壁側の花壇や鉢植えの植え替えです。

   南の縁側の苗床     植込みの済んだ東側         東側の壁側 

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